【終了しました】越谷のジャパンブランド「籠染灯籠コレクション」@まるごとにっぽんin浅草

地域資源を活かした商品開発とブランディングにより再び輝き出した藍染の道具

「籠染灯籠」(かごぞめとうろう)のPOP UP SHOP開催です!

籠染灯籠 KAGOZOME LANTERN

埼玉県越谷の伝統工芸士中野留男氏と、デザイナー花房茂氏が生んだこれからのジャパンブランド「籠染灯籠(かごぞめとうろう)」の期間限定・数量限定の展示販売会を行います。

籠染灯籠とは、日本最後の藍染めの技術「籠染め」で使用されていた貴重な型を、そのままの状態で使用し製作した内照式オブジェです。

籠染灯籠 KAGOZOME LANTERN

籠染灯籠 KAGOZOME LANTERN

埼玉県越谷市には、日本で唯一の藍染め技術「籠染め」で浴衣生地を生産していた染物工場(1908年創業:中野形染工場)がありました。

伊勢型紙から丁寧に刷りとられた柄の模様を、真鍮板にエッチングし円筒状にしたものが籠の網目のように見えることから「籠染め」と呼ばれています。

籠染めは、表裏柄ちがい(裏変わり)に早く染め上げることができ当時の浴衣文化を粋に飾りました。しかし浴衣ニーズが減り、工房は閉じられ、染料がついたままの籠が大量に眠っていました。

籠染灯籠 KAGOZOME LANTERN

籠染灯籠 KAGOZOME LANTERN

その道具だった型に灯りが楽しめるインテリアとして再び息を吹き込んだのが、地域資源を活かした商品開発及びブランディングを得意とする花房茂氏です。

日本の誇り高い伝統の技術を、幻想的な灯りのインテリアとして存分に感じていただける逸品です。現代の暮らしの中でもこのようなシーンでお使いいただけることは、日本文化の価値を絶やしたくないと願う私たちの想いでもあります。

味わい深い和柄の真鍮の型から放たれる幻想的な光は、観る者を魅了し感動を呼ぶ空間を創りだします。

籠染灯籠 KAGOZOME LANTERN

会期中は、素晴らしいこの伝統の技を後世につないでいきたい想いと共に、美しく貴重な籠づくりの行程をご紹介します。

また今回会場となる浅草まるごとにっぽんのお客様向けに柄を厳選し、自信を持ってご案内いたします。

いずれも浴衣生地の生産過程で実際に籠染に使用されていたもので、基本的に全柄1点物です。

このように揃う機会は多くありません。このチャンスにぜひご覧いただければと思います。ご来場を一同心よりお待ちしております。

籠染灯籠 KAGOZOME LANTERN

籠染灯籠公式HP
▶籠染灯籠は、経済産業省のプロジェクト「The Wonder 500™」認定商品です。

籠染灯籠がよくわかる動画です。伝統工芸士の中野さんやデザイナー花房氏、他多くのみなさんの熱意がつくりだした灯籠。ぜひご覧ください!

【会期】
2019年3月16日(土)~3月24日(日)  10:00~20:00
作家によるデモンストレーション:3月17日(日)、3月24日(日)

【会場】
まるごとにっぽん 2階sanchito内
東京都台東区浅草2-6-7
03-3845-0510

問い合わせ先

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