「masmon glass line」さんにお話をお聞きしました。
吹きガラス、キルンワークを組み合わせたガラス作品の制作と販売
15〜6年のブランクを経て、2017年初夏に吹きガラスの場に戻ってきました。約1年のウォーミングアップの末、扱う素材そのものの魅力にシンパシーを感じてもらうことを軸に据え、グラス/花器を中心にガラス作品の販売を始めました。
電気炉も併用し、ガラスの持ち味の一つである「艶やかさ」「透明感」に焦点を当てつつ、シンプルな実用に足るガラスの表現を [masmon glass line] の中で展開していきます。
ーmasmon glass lineさん。作家名「masmon glass line」の由来は何ですか?
masmon glass line は、美術作家・私-升方允子 (ますかた まさこ) のクラフトラインとしてスタートしました。 16〜17年振りに吹きガラスによる制作を再開したころ、手吹きガラスによる柔らかくにも、シャープにもなる造形ライン、そして色ガラスによるシンプルな線の表現に魅力を感じたため、クラフトライン(Craft line) と線(line)という言葉の両方の意味を掛けています。また、masmon の由来とは、”ますかた” の ”もの”から変化して、 ますもん → masmon としました。
ー作家活動を始められたきっかけは何だったんですか?
吹きガラスによる制作を再開したころ、手吹きガラスによる柔らかなラインと、色ガラスによるシンプルな線の表現に魅力を感じました。ガラスに備わっている人の営む生活との親和性を大切にした、日常的でラフなガラス作品を作りたいと思ったからです。
ーだからmasmon glass lineのアイテムは日常で使えるアイテムでも、高いアート性を感じるんですね!
ー扱う素材や技法について教えてください。
吹きガラスや、キルン(電気炉)によるガラスを主にしたものです。
ー吹きガラスはmasmon glass lineさんの特徴ですね!
ー制作で一番難しいところは何ですか?
「日常的なラフな形」というテーマを、作品にすることですね。
ー日常的なラフな形!言葉にするのは簡単でも、作品にするのは難しそう!
ーmasmon glass lineさんご自身について教えて欲しいのですが、ご自分の一番好きなところは何ですか?
「楽観的なところ」です。
ーそれは意外!いつも冷静沈着で先を見据えている印象です!そして、個展での作品に対する本気の姿勢が素晴らしいと感じていました。
ーすでに素晴らしい経歴をお持ちですが、これからの野望は何ですか?
masmon glass line としての定番を追求し、愛用していただける作品を作りたいです。
ーこれからも奥深いデザインの作品を楽しみにしています。今日は色々教えていただき、ますますmasmon glass lineさんが好きになりました。どうもありがとうございました!
▶masmon glass lineさんの今後の活躍については、下記サイトやSNSをご覧ください。
商品は、当オンラインショップでもご案内しています。(お取り寄せのみや、法人様対象品もあり)